gigiのブログ

国際結婚の末の家族生活の日々

親友の助け

わたしの疲労は限界を超えていた。ルームメイトの親兄弟、親戚はどうしようもなく使えない。わたしには頼れる友達もいない。ルームメイトはわたしのいうことなど耳を傾けないので、彼を変えることは難しかった。そしてたどり着いたのは、彼の友人に助けを求めることだった。 ルームメイトの友達のなかで最も育ちがよく人間としてまともな人物に、電話することに決めた。それは多分、わたしを助けてもらうのではなく、ルームメイ…

辛い日々

日中は昼食時間を忘れるほど多忙な毎日だったので、嫌なことは考えずに済んだ。夜、ルームメイトがなかなか帰ってこなくて嫌な予感がした時は、警察に電話して、 「夜中にDV受けるかもしれませんので、予めこの電話番号を控えておいてください。住所も連絡しておきます。DV受けたらまた電話します。」 と、この後起こり得るかも知れない事件に怯えたこともあった。深夜、電話をかけた時に対応してくれた女性警官は本当に命…

被害者のためのカウンセリング

初めてのカウンセリング。どうしてわたしだけがカウンセリングを受けなくてはならないのかと質問したが、ここはDVを受けた人や家族環境に問題を抱えている被害者がくる場所で、依存症の人が来るところではないという。 依存症本人のカウンセリングというのは、その人自身がカウンセリングに行く気になることが治療の第一歩というのを、後で知ることになる。 わたしの担当になったカウンセラーは、わたしより若い女性。人生経…