gigiのブログ

国際結婚の末の家族生活の日々

依存症

子どもが二歳の頃、このルームメイトがアルコール依存症でドラックも常用していることを確信した。なんでもっと早く気づかなかった、どうしてその時に離婚しなかった、と言われればそれまで。 人は一人ぼっちだと、自分が間違っているのだと思い込んだり、まだ我慢できると勘違いしてしまうものなのだ。わたしはわたしなりにできることをやるしかなかった。 ルームメイトは営業マンとして働いていたが、一家の主人になれない子…

わたしの夫はソールメイトではなくルームメイト

これまでの日々、毎日不安で仕方なかった。そして自分が忙しくなることで、その不安を少しでも思い起こさないようにしてきた。 寝ている間に何か起こったらどうしようと思いながら目を閉じ、朝目覚めるとその日一日を按じながら急いで支度をして仕事に向かい、平常を装って生活していた。 夫という普通名詞で彼を表現するのにとても違和感を感じていて、今でもそれは変わらない。ベットの横にいるこの人、このかたまり、寝てい…

そして今

わたしには他にもまだやることがあるのだろうか。人間としてこの世に生まれ、そして新しい命を授かった。 ひとり娘は小学校高学年になり、反抗期が始まったのか、わたしと時折りぶつかりながらも毎日元気に学校へ通い、好き嫌いをはっきり言うとても元気で少し不思議な少女になった。 この娘の父親である世間一般にいうわたしの夫は、ここ数年やっとまともになれたと少しずつ認識するようになった。 まとも、というそれがいい…